あの頃、テレフォンボックスで

目をつぶる。


手をつなぐ、私とケイタ。



“空の青”の
さまざまな浮遊物とともに
その絵の“青”の中に

漂う二人。




私は何者でもなく、


ケイタもまた何者でもなく、


そこは






悠久にして、永遠・・・・・。