儚く散った私の恋



……え?
ヤバい…聞いてなかった…。

まぁ、逢うこともないだろうから
別に構わないけどね。

……の、はずだったのに。

「中山椎名さん、居ますか?」

…へ?
今、私の名前呼んだ?この人。
いや、気のせいだよね。

「中山さんなら…」

担任が私を指差す。
なぜ居場所を教えた…。

「あ、居たんだ。ちょっと
中山椎名さんを借りて行って
いいですかね?先生。」

キラキラSMILEを先生に向け、
私の手を引いて行く。

「え、あの、ちょ…」

私は戸惑うばかりで…遠退いていく
自分の教室を後に知らない男性に


連れていかれるのだった…。