儚く散った私の恋



朝からあんな事があった所為か
どうも気分が乗らない。

今は授業中。
しかも数学…余計に乗らない。

今日も長い…早く終わればいい。
私はボーッと窓の外を見ながら
頬杖をついていた。

……ん?

なに、アレ。

ふと、校門前で止まった車に目を向ける。
高級車が一台…いや、数台か?

なんでここに…?

「先生!アレ見てアレ!」
1人の生徒が目をキラキラ
させながら先生に言った。

お前は子供かよ…。

私は気にせず黒板に視線を戻す。

──ガラガラッ。

鈍い音と共に扉が開いた。

開けた先に立っていたのは──