「さっ、早く支度しないと遅刻するわよ」


というママの声にあたしは「はーい」と言って急いでご飯を食べ支度をし、学校へと千春と向かった


新しい学校に向かう途中、一本の桜の木の花びらが舞ってきた


ひらひら舞う桜の花びらはとてもきれいだった


手の平に落ち、その花びらをあたしは握りしめながらこれからの高校での期待に胸を膨らませながら学校へと走った