下から大きな声でママが叫んでいる その声にあたしは「はーい」とだけ言った 身支度を済ませバタバタと階段を下りる 居間へと行くと見慣れた顔があった 親友の千春だった 千春は「おはー!」なんて手を振ってきた 「てか、あんた今日から華の高校生なのに、その服装と髪形は…ちょっと…」 なんてあたしの服装と髪形を千春が指してきた そう地味な服装と髪形に…