ロミオ王子とジュリエット姫の物語。


翼side_



「あなたが莉彩さんですか?」


「ええ.......っ翼クン!!!」




翼クン?

てんめぇ...ふざけてんじゃねえぞ。



「はじめまして莉彩お嬢様、わたくし翼と申します。この度はお世話になります」







「翼クンって丁寧なのね。」

「いえ。この程度...当たり前です」


「そうかしら?」




「これからよろしくね」


「はい。」




あーああぁ!!!

今頃麻羽は何してるんだろ。
礒山陽輝とどーにかなってねぇよなぁ?

麻羽を助けてやりてぇ...



よしっメールだ。


『よぉ!麻羽元気か?』

うーん違ぇ...

さっき別れたばっかじゃねえか。



考えまくって返信した。

~♪


あ、電話だ。


「翼!!!」

「麻羽........俺の本性はこれだから。」


「そーだったんだね」



なんか反応薄いよな。
俺の本性知ってガッカリしたのか?
そうだったらツライ。

「あたし、オムライス作ったよ!!!礒山さんピーマン嫌いなんだよ!可愛いよねー。翼は?」


礒山......
麻羽に作らしてんじゃねえよ!

麻羽の手料理、俺より先に食べてんじゃねえよ!!!



うっぜぇ...


「....翼ぁ?どーかした?」

「なんでもねぇよ?俺はな、莉彩ってやつに翼クンって呼ばれた」



「それが?」

「うぜえし...キモいよな!」


「フゥ...そっかよかった」




よかった?

「え、あ...あたし、いやなんでもナイ///」


「おぉ」



「おやすみ。またメールするね!!!」


「ばいばーーーーい」




麻羽はやっぱ元気だな。
可愛い過ぎる。

おやすみコールやばいな。