ロミオ王子とジュリエット姫の物語。




「お嬢様、わたくし礒山グループの執事のマルと申します」


「...はい」


「お迎えにまいりました」



「わかりました」

マルとかいう執事さんがあたしを迎えにきた。

これで華山家とはお別れ。



帰ってこようと思えば帰れるけど、礒山の母様にどんな目で見られるか...




「いきましょう!」


マルさんは楽しそうにしているけど、あたしは楽しくない。




翼じゃないし。
さみしいし。
つらいし?

この気持ち...どうしたらいいの?