「……………………。」
でも、その台車に乗ったものを見た時、
私は拍手をピタリと止めた。
いや、予想外のことが起こって、拍手に気が回らなかったんだ。
台車の上には、私たちの身長より大きな筒状のガラスケースが乗っていた。
緑色のホルマリンみたいな液体が溜まったガラスケース。
そして中には、
真っ黒なオバケたちが、ぎっしり詰められていた。
「え……っ、ぁ、え…?」
黒いオバケ。
切り落とされたヘビの頭。手足を縛られた目だけの小人。隙間を埋めるように詰められてる小さなヒヨコたち。
…間違いない。
それはみんなみんな、以前私が触れ合った“お客様”だったんだ。



