ヨシヤの目がふいに光を失った。 心に鍵をかけたように、その笑顔の仮面からは一切の感情が感じられなくなった。 私はゾクリ…と悪寒を覚える。 ―――食べるつもり…?今、ここで…っ。 そう思った直後、蛇のような手つきが私の首元を捕らえる。 「……ひぇっ………!」 くすぐったさと恐ろしさで私は思わず、そんな変な声を出してしまった。