「豊花ー。潤子ちゃんから電話よー。」



リビングからお母さんの呼び声がした。


正直今はあんまり話したい気分じゃない……けど、


「………。

今行くー。」



ノートを見えないよう机の中にしまって、私はリビングへ向かった。