せっかくヨシヤがご飯を作ってくれたのに、私はベソかきを止められないまま。 グツグツ煮えるお鍋の香りが、余計に切なく感じちゃって。 「豊花ちゃん、」 お鍋を挟んでいたヨシヤが、四つん這いで私の傍に寄って来た。 何をするつもりだろう。 目に涙を浮かべたままそっちに目をやっ 「…ちゅっ。」 「……………。」