「“ミノルくん”が証明してくれましたから。」






アンダーサイカきっての優秀な脱出者を、僕は知っている。


ああ、懐かしい響きだ。今まで忘れていました。



“ミノルくん”。



彼は、



「僕のヒーローなんです。」