あの日から、実行委員で帰りが遅い日は かならず廉都は 駅まで一緒に帰ってくれた。 そんなにたくさん話すわけじゃないし 話したとしても 実行委員の愚痴ばかり。 めんどくさい、疲れた、 そんなことばっかり。 あとはいつものように けんかみたいな。 でもいつの間にか 一緒にいることが 当たり前になっていたんだ。