「やっぱり、酔ってるじゃない!お父さん、もう飲んじゃダメだよ!体に悪いよ?」
私はお父さんに近づき、お酒を取り上げようとした。
でも、お父さんはそれを許さなかった。
「…恋華は…大きくなったなぁ…ヒック…背も胸も…」
そして、お父さんは私の胸に手を伸ばした。
「ちょっと、お父さん!なにやってるの!…もう、相当酔ってるね!?」
私はその行為を酔っているからしたものだと判断し、軽くあしらった。
「なぁ恋華…久しぶりにお前の部屋に行かないか?…母さんに言えないことがあって…お前に相談したい。」
今まで、酔っていた人にいきなり真剣にそう言われたら聞くしかないだろう。
「…わかった!でも、お酒はダメだよ!お茶持って上がるから、部屋で待ってて!」
私はお茶の準備をして、部屋へと上がった。


