「アンタは昔から派手だったから……誰にでも愛想が良くて、笑顔がすてきな恋華ちゃん。…それが、アンタよ。
龍羽はね、自分に自信が無くて…アンタに声さえ掛けずに、ただひたすらアンタを想ってた。アタシのところに来たのは、当時、アタシとアンタが仲が良いって思われてたからってわけ。」
“要するにね”
綾月ちゃんは、その後
「要するに、アタシは、まだ童貞だった男子たちの程のいい性処理だったの。アンタと身代わりにね。
アンタ知らなかったでしょ?
アンタは妄想や夢のなかで男子たちにむちゃくちゃヤられてたんだから。
違う意味で汚れてんのよ、アンタは!!」
と、私に言った。


