「…ま、びっくりしたけどね?…いきなり車に押し込められそうになるんだもん。 …でも…綾月ちゃん、やっと学校来てくれたんだね?」 「………当たり前でしょ」 よかったぁ…本当に。綾月ちゃんの顔色も前みたいに戻ってるし…。 私を顔を綻ばせた。 私は、屋上のフェンス近くまで行き、景色を眺めた。 ―のが悪かった。