ハナミズキ




――時間が経つのはすごく早くて……


もう、終わりかというとき、



遊李さんは来てくれた。







「恋華!!」

「遊李さん!?来てくれたんですか??」



周りは皆、少しニヤニヤしている。


「あ、当たり前や…ろ……………」


息を切らして、来てくれた遊李さんは、突然立ち尽くした。



「……遊李さん??」


私は、目の前で手を振り、正気に戻らせた。



「………あっ、えと…

…その、…めっちゃ可愛い…////」