そう言って、店員はアガパンサスとハナミズキを2輪ずつ持ってきた。 「こちらでよろしかったでしょうか?」 「はい。」 遊李さんは、レジに向かい、会計を済ませた後花を1輪ずつ私に渡した。 「どうして私に…?」 そう聞くと、遊李さんは少し顔を赤らめながら、アガパンサスの花言葉の話をし出した。