そんな他愛ない会話をしながら私達が着いた場所は、大きなマンションだった。



「…すっごい、大きなマンションですね…」



でもなんでこんな所に来たんだろ?



「あの…遊李さん。ここ…」



「ああ、オレが住んでるマンションやで」


「…やっぱり…」