そう言って、遊李さんはブランコに乗った私を立たせ、おんぶした。 「…きゃっ!?」 びっくりして、小さな悲鳴を上げた私に遊李さんは心配そうな声を出した。 「……お前、ちゃんと食ってるんか?軽すぎやで」 「…最近、食欲なくて…」 「食欲なくても、ちゃんと食わなアカンやろ?」 「…すみません…」