氷野くんは居た。



私は、出来るだけ笑顔で挨拶した。



「おはよう、氷野くん!」



「…!…はよ」



氷野くんは驚いた顔をしていたけど、返事を返してくれた。



「今日は、どこ行く?」



「綾月、ショッピングがいい!色んな物買いたい」