宙翔くんにあたしがいることがバレたら、気まずい雰囲気になりかねない。
そう思ったあたしは、音をたてないように静かに、そして素早く、学校の正門へ向かって走り出した。
数分後、宙翔くんが学校の玄関を出てくるのが見えた。
あたしはとっさに、宙翔くんを探しているフリをした。
そして、だんだん正門近づいてくる宙翔くんの足音が聞こえる...
ドクン、ドクン。
高鳴る胸の鼓動。
『な、なんで今更意識してんのよぉっ。。。』
や、ば、い…とにかく隠れちゃえ!
そんな隠れてたあたしに、
「あれ?美菜?なんでこんなとこにいるんだよ?」
不思議でたまらなさそうに聞いてくる宙翔くん。
その声に、あたしは、
_ “きゅん”としてしまっていた _
