私、桜井瑞樹(みずき)は、中学生になって、意外と地味な部活(卓球)

にはいって、気になっている男の子・・・っていうか好きな人ができた。




彼の名前は 星野 空海(くうかい)くん。

ちっちゃいときから、卓球をやっていたらしく

顧問の先生が勝てないほど強い。

しかも、クールでスポーツも勉強もできることから、ひそかに

女子に、人気があったのだ!!




そんな彼のことを見ていることがいつのまにか


多くなっていた。


「くうかーい!!今日、部活来る??」


「龍・・・・いく。」
 ↑神山 龍(りゅう)くん。空海くんの友達で、卓球部。

「今日、俺さ委員会で遅れるから先いってて!!」


「おう。」





あ~あ・・・・龍くんいいなあ、空海くんと普通に話せて・・・・


私は、意識しすぎて話せないし、無視されたらどうしようと思うと

誰であっても、話せなくなるのだ・・・・


私が男だったら普通に話せるのになあ・・・・


「あーあ・・・・男になりたいなあ・・・」

「え!?なぜに!?」

「え!?友香きき聞いてたの!?忘れてぇぇぇ!?」

友香とは・・・・私の幼馴染で親友なのだ

「瑞樹よ、何でそう思ったのかなあ?」

「だ、だって、空海くんと普通にできるかなあと。」

「え!?空海のこと好きだったの?初耳なんですけど。」


・・・・やばい、ゆってしもーたああああああああ・・・・・・・・・・・・・・


誰にもいってなかったのに・・・・