扉の向こう



そろそろいいだろう。
そう思った私は走るのをやめ歩きだした。
今度から将之いるときはパパに迎えにきてもらおうかな。

「唯花!!」

うしろから聞こえた将之の声。

「いきなり走るとかばか?ったく。んな1人でいたらまた変な奴に話しかけられるぞ?」

変な奴。
それは調度昨年の百人一首の帰りだった。