○○彼氏。【完】


「・・・・・・何?」


視線に気付いた秋斗が、あたしを横目で睨んできた。


「・・・・・・男の子は下半身だけで生きてるって聞くけど、彼女と手繋いでてもなんも思わないの?」


そう聞くと、秋斗はしばしの無言のあと、ゆっくり口を開いた。


「好きな女の子には手だしたくなるよ」


と言った。


好きな・・・・・・女の子。


叶汰はあたしのこと・・・・・・好きなんだよね?


だって叶汰から告白してきたんだし。


「うん、大丈夫!!」


そう意気込むあたしを、二人は不思議そうに見ていた。