○○彼氏。【完】


「そ・・・・・のですね、あたしたちはその・・・・・つ、付き合ってるんでしょうか?」


その言葉に拓真はキョトンとしたあとに「あぁ」と呟き、真剣な表情になったかと思うと、


「先輩、俺と付き合ってください」


と言った。


「っ・・・・・・よ、よろしくお願いします」


その言葉と同時に拓真はあたしを抱き締め、奈緒たちのほうに向き直ると


「奈緒先輩、先輩のこと頂きますね♪」


と、不敵な笑みを浮かべながら言った。