─次の日─
ダダダダダッ───
ピクッ!!
「せーんぱ───」
「ホァタァ───!!!」
あたしは拓真が走ってくる音を合図に、今度こそ抱きつかれないように戦闘体勢をとった。
─────はずだったが、
ギュッ!
「はぅ!?」
「そんな構えても俺を止めることなんてできないっすよ〜」
そういってにこやかに笑った。
「だーかーらー、公の場で人目も気にせず抱きつくのはやめぃ!!」
「え〜、じゃあ人目のないところ!?先輩なかなか強引ですね〜」
ニヤニヤ笑ながらあたしを見下ろす拓真に殺気を覚えたあたしは思い切り足を踏んづけた。
「いっ──!!!!」
「ふんっ!!」

