○○彼氏。【完】


あたしの表情から読み取ったのか、秋斗が口を開いた。


「話し合いは俺一人で行った」


「で、デスヨネー」


どどど、どうしよ!!


怒ってる!?怒ってるのこれは!?


恐ろしくて秋斗の顔が見れないでいると、不意に頭に重みが掛かった。


「もう体調は大丈夫なのか?」


頭上から優しい声が掛かり、頭の重みが秋斗の手であることがわかった。


「・・・・・え」


そっと顔を上げると、いつもは見せない、優しい目であたしを見下ろしていた。