○○彼氏。【完】


と、その時ふと視界に入って秋斗は、なんとも言えない表情で二人を見ていた。


・・・・・なんだかなぁ。


やっぱ好きなんだよね、志乃のこと。


これじゃ文化祭でアタックしても、砕け散るのが目に見えてるじゃん。


・・・・・志乃がうらやましい。


「優奈?」


突然かけられた志乃の言葉に、ハッと我に返った。


「どうしたの?ボーッとして。体調悪い?」


若干心配そうに眉を下げながら、あたしの顔をのぞき込んだ。


見ると隣に立っている叶汰も心配そうな顔をしていた。