「・・・・・」
「・・・・・ちょっと、何か反応してよ」
「ワー、スゴイネー。手繋イデデートトカスゴイヨー、ウン」
「なによ、その全力棒読み」
「だって・・・・・手繋いでデートって、小学生かよ!!!!」
「叶汰奥手なんだからしょうがないでしょ!?あ、手繋いだだけじゃないんだから!!観覧車の中でチュんぐっ!?」
ヒートアップしていたあたし達の会話は、どうやら教室中の注目の的となっていたらしく、同じクラスの志乃の彼氏、つまり叶汰が志乃の口を塞いだ。
「お願いだからそれ以上しゃべらないで」
真っ赤になってそういう叶汰に、志乃は手でOKマークをつくった。

