○○彼氏。【完】


翌日。


「昨日は大丈夫だったか?」


秋斗は心配そうな顔・・・・・ではなく、まるで馬鹿にしたような顔であたしに言ってきた。


「・・・・・おかげさまで、無事何事もなく帰り着くことができました!!」


語尾を強めて言うあたしに秋斗は『ほらな』と笑った。


「誰もお前なんか襲うわけないだろ」


「き、昨日はたまたま会わなかっただけですぅー!!変質者だってあたしみれば話しかけようって思いますぅー!!」


「鏡を見てから言え」


こ、こんのヤロー・・・・・!!!!


なんであたしはこんな奴を好きになったんだ!!


毒舌なこいつを!!


あれですか、恋は盲目っていうあれですか!!


意外な一面を見て恋に落ちるだなんて・・・・・!!