○○彼氏。【完】


「はいはい、邪魔者は消えますよー」


そう言ってあたしはコンビニに行こうと背を向けた。


「え、別に邪魔者じゃないよ?」


パニックに陥っている叶多にぃに未だ抱きつきながら志乃さんがあたしに言った。


「いえ、ちょっと外の空気吸いたいんで」


にっこり、笑ってから外に出た。


冬も目前に迫った10月後半。


さすがに薄着すぎたと少し後悔しながらコンビニまで歩みを進める。