○○彼氏。【完】


すると、後ろから二人分の足音が聞こえた。


そちらに振り替えると、そこには掃除時間のときの女の子と叶汰が。


「こいつ、俺の妹」


しばしの沈黙。


それを破ったのはあたしだった。


「は、え、は!?いも、妹!?」


「うん、そう」


よく見ると目元なんかは叶汰に似ていた。


「俺ら、キスしてないよな」


そう叶多が妹に聞くと、目をカッと見開いて、


「は!?キス!?ないない!!お兄ちゃんとチューとかないでしょ!!」


と首をブンブン振り回して全否定していた。