「何がどう勘違いなのよ」 息が上がっているのと怒りで震えた声であたしは聞いた。 「俺キスしてないし。それにあいつの目にゴミが入ったって言ったからそれ見ただけだよ」 やはり叶汰は困ったように言った。 「うそ」 あたしがそう言うと少し考えて、 「来て」 とあたしの腕を掴み、今来た道を引き返した。 「ちょ、どこいくのよ!!そっち学校・・・・・・」 「うん。学校に行く」 前を向いたまま叶汰はそう答えた。