次の日ー…
あたしは男子校であるはずの高校の前に立っていた。
てゆーのも、よくある前の学校で先生殴っちゃって退学的な。
でー知り合いが理事長してるここにきた、と。
ぶっちゃけ女子1人じゃん?
制服はかわゆーいのを作ってくれた、
理事長が←
「うっわ…理事長室どこだ?」
しっかし広いわねー…
つってもあたしの実家が経営してるわけで、当たり前っちゃ当たり前なんだけど…。
てくてくと歩き回る。
んー…こっちな気がする。
ードンッ
「ったぁ…」
あー…なんかこれ昨日もやったな。
だってほら、目の前にいるの金髪だし?
「いってぇな…ってお前!?」
うるさー…い、な。
あたしは立ち上がって埃を払う。
「昨日ぶり。龍牙の皆さん。」
やー…驚いてますね。
「ねー…すぐわかるって言ったでしょ?」
あたしの言葉に黒縁メガネの幹部が反応する。
「ここは男子校ですよ?」
「だからなーにって話なの、こっちにしたらね。」
不思議そうな顔をした幹部たちに
あたしは笑って
「またあとでねー」
とまた目の前の道を歩き始めた。
お、あったじゃん理事長室。