月下美人



逆恨みっちゃ逆恨みだ。



「お前には関係ねえだろうが!てめぇら、やれ」




どんだけ短気なんすか。


あたしと頼は首をふって直人に並ぶ。



「8分ね。あとはあたしたちの表舞台」










8分後ーーー………




「さて、組長さん貴方だけになりましたよ?」


直人の声が倉庫に響く。
あたしたちの周りには屍たち。


「貴様ら…いったい…」


あたしはクスリと笑って。



「貴方もあたりが悪かったようですね。…私の声、思い出せませんか?流川さん」



同盟組んでるんならわかるはずよ?
パーティでだって会ってるはずだもの。



「な、まさか…」


「お分かりになりましたか?それなら私がここにいる意味もわかっていただけますよね?」




すべてを悟ったらしい組長。




「ここは青龍です。速やかにお引き取りください。今後の手続きは組織より連絡がございます」



あたしがドアを指差すと同時に、組長が部下を引き連れ去っていく。