月下美人




「おい!そこの女!」



そんな声がして、振り返れば。



「俺の誘い断るとはいい度胸してんじゃねえか!覚悟はできてんだろ?」



うわー…さっきの軽い男だ。

まだいたの?



「もー…なんなの?喧嘩なら買うけど」



「容赦しねぇぜ?」



なんかいっぱいきたー!


ちょ、なに龍牙前にでてんの。



「龍牙、邪魔。」



あたしは龍牙の前にでて、首を鳴らす。


龍牙の総長は


「…怪我するつもりか?」


そう冷静に声を放つ。


怪我?あたしが?
冗談じゃないよ。



「怪我するのは向こうだよ。」



あたしは振り返って



「あたし、守られるだけの女に価値なんてないと思ってるから。」



「でも…さすがにこの人数には…」



これは情報担当だね。
腹黒って噂の。



「あたしがいいっていったら万事大丈夫なの。あたしの活路を塞がないで?」



さて、と。
青龍がやっと黙ってくれたところで。



「お待たせ。」


あたしの言葉を聞いていた軽い男は、
ニヤリと笑った。


「、強気な女も嫌いじゃねーぜ?お前ら、いけ」






さて、準備運動くらいにはなってよね?