「ほーじぃ様、どうか母の病をお治し下さい。」 私はほーじぃの言う通りにした。 すると突然ポワポワとほーじぃの身体が光り出した。 そしてほーじぃは祠から離れ、お母さんの病室へフワリと飛んで行ってしまった。 私の横を通り過ぎる直前、私の頭をポンと撫でていった。 「桜、楽しかったぞい。」 そう呟いて―――…