「そうよ。祠さんとは何だかんだで縁があるの。」 それから私達はたくさん色んなお話をした。 日が暮れるまでずっと語り合った。 そして、私とお父さんがもうそろそろ家に帰ろうかという頃。 「桜…本当にごめんなさい…あなたにいっぱい辛い思いをさせてしまったわ……」 「そんなことないよ……私の方こそお母さんにヒドいことたくさん言って……ごめんなさい。」