「桜、桜は私達にとってとても大切な娘なんだ。私がいなければ…なんて思わないでほしい。」 「でも……」 「桜は私達が望んで望んで産んだ子なんだ。 毎日、祠さんにお参りしたんだよ。」 「……祠さん…?」 どこかで聞いたことのある響き… 「そう。桜がいつもお供え物を持っていっているあの祠だ。」 ほーじぃの!?