ふいにその神様が私の方を見ました。 目が合ってしまいました。 「「…………」」 「ワシが見えるのかい?」 少々の沈黙の後、神様は言いました。 「見えるよ。小さいね。米粒みたい。」 「失礼な!これでもワシはこの祠に住む神様じゃぞ!」 やっぱり神様だったんだぁ…