幼少期―小学一年生。

私は母に捨てられた。父から虐待を受けていた。毎日毎日―。















「お父さん。お腹減ったょ」

「黙れ!!うるせぇな」
そういうと父は私の腕にタバコを押し付けた。
ジューッ。肉を引きちぎられるような痛みと愛する父からの行為に対した虚しさをこめた涙を私は流した。


「パパぁい゙だいよぅ〜うっぐっっ」

「お前がわりぃんだろ!?」

こんなのは毎日。母が出ていき優しかった父が鬼になった。



こんな状況になっても私は父を恨まなかった。私が恨んだのは母だ。