二重人格君と、秘密の同居始めました。







ヨッシーめ…。


「…この、変態」


唇を腕で擦る。


ヨッシーは……

…どうしてキスするしたの?


もう一人のヨッシーは、好きでもない子にどうして平気にキスが出来るの?


私の…、ファーストキス。

簡単に、無意味に奪われちゃったなぁ…。




「……っ…ぅ…」

そんな事を考えていると、自然と涙が出てきた。


私、何でこんな…。
もう…終わった事だよ、ね?





―あれから時間が立ち、ヨッシーが脱衣場へ上がってきた。



「…っちょ!堂々と出てこないでよ…!//」


全裸、AGAIN。


「!…あ、わりぃわりぃ。忘れてた」

「っも~」


私は一旦、脱衣場から出た。