今日日曜だからいいものを……。

全く、学校だったらどうなってたんだ…。




はぁ、と重いため息を一つついて、私は変態を見る。


そして変態は、私のベッド上で未だに気絶している。


流石にカーペット上で放置しておくのは可哀想だと感じ、自力でベッドに持ち上げたのだ。




「………」

感謝しろ、変態!
私はそんなに冷たい女じゃないからね。


ソイツを見ながら、私は鼻を高くする。


それにしても…、結局名前を聞かずに気絶させてしまった。

ホントにコイツ、一体何者なんだろう。





………あ。












只の変態か…。