「そこで、待ってろ」

「…はぁっ!?」

「いーから。待っとかねぇと、変態化するぞ」


……!!
それは、勘弁っ!


「わ、分かったよ…」

「いい子」

フッと笑い、ヨッシーに頭を撫でられる。


この時、不覚にもドキッとした事は内緒にしておこうと思った。


ヨッシーが風呂に入った事を確認し、触られた部分に手を当てる。


……畜生、子供扱いしやがって。




―脱衣場で待って数分後。



「小梅」

中からヨッシーが私の名前を呼ぶ。


「ヨッシー?何?」


……ん?
小梅?ヨッシーって、小梅って呼んでたっけー…?