「…さっきは、御免ね…?」


いつもより低い声で、白崎はそう言う。



「!……別に//」


何を言い出すかと思ったら、さっきの事か。



「有難う」

「…!俺こそ、悪かった」

「いいよ!どっちも悪かったんだしっ」



何だ…?
さっきより、心のモヤモヤが消えたような…。

“安心感”それを感じる。



「小梅~」

ガチャ!


「ヤバイ!お母さんだ、隠れてっ」

「……ぅわあっ!?」



布団の中に俺と白崎、一緒に隠れる。