―…やられる―!!! 私は反射的に、目を閉じていた。 ―ドカッ!!! 「……っ!」 鈍い音に続き、ドサッと何かが倒れる音がした。 「…?」 何が起こったのだろう…。 私の右手からは、何故かじんじんと痛みが走っている。 恐る恐る目を開けて見ると――… 完全に伸びた変態が、仰向けになり気を失っていた。 「………きゃああ!何で!?どうして!!?」 混乱して回転しない私の思考。