―プツン…



コイツ、最高にムカつく☆


「―嘘つけこのクソアマ!!!お前、“ただの変態”っつったろ!?ふざけんな馬鹿野郎ー!!!」

高らかに白崎を怒鳴りつける。


「聞こえてたんなら聞かないでよね!!うるさい!鼓膜破れる!!」

負けじと俺に反抗する白崎。


「てめっ…!」

「小梅~?友達来てるの~?」

「「!!??」」

一階から、叫ぶお母さんの声が聞こえる。


「小梅~?」

トントンと整ったリズムで階段を上がるお母さん。