「……ヨッシー…、あつっ……!」


ヨッシーの身体はかなり熱かった。


「……ヨッシー熱あるんじゃ…」



ヨッシーがゆっくりと起き上がり、口を開いた。


「………っ、そんなんじゃ、ねぇ……」

「嘘っ!熱いからっ!熱計ってみよ…?」


私の話を聞かずに、ヨッシーは支度をし始めた。






ヨッシーが熱出したのってまさか、昨日の雨で…?

私をずっと、雨から庇ってたから――



「……ヨッシー、ごめんね」


「……意味、分かんないですよ…っ」