二重人格君と、秘密の同居始めました。






「…ホントですね」

「……うっ…うん//」


心臓がさっきからうるさい…。
私の身体を軽々と包み込むヨッシーに聞こえちゃいそうで。




「………ってか、そろそろ離れてよ。ヨッシー抱きつきすぎだからっ!」


「暖まりました?身体」



アンタのせいで身体中から火吹いてるっつーの!!!///


「熱いくらいね!!!」


私はヨッシーの胸板を、勢いよく押し離した。



「素直じゃないですね、先輩♪」


暗くてあまり見えない、ヨッシーの顔。

コイツ、絶対ニヤニヤしてる!!